古代エジプト文明社会の形成 (学術選書 12 シリーズ:諸文明の起源

学術選書 高宮いづみ 京都大学学術出版会コダイ エジプト ブンメイ シャカイ ノ ケイセイ タカミヤ,イズミ 発行年月：2006年06月 ページ数：347p サイズ：全集・双書 ISBN：9784876988129 高宮いづみ（タカミヤイズミ） 近畿大学文芸学部・国際人文科学研究所助教授。早稲田大学エジプト学研究所客員研究員。専門は、考古学とエジプト学。1958年茨城県生まれ。1982年早稲田大学第一文学部卒。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期修了、1991年同大学院博士課程後期満期退学。1994年ケンブリッジ大学考古・人類学科M．Phil．課程修了。文学修士、M．Phil．。早稲田大学文学部助手、早稲田大学、明治大学、聖心女子大学、信州大学、千葉大学非常勤講師を経て現在に至る。1983年以来、早稲田大学および（財）中近東文化センターのエジプト調査隊のメンバーとして、アブ・シール南遺跡をはじめとするエジプトの遺跡調査に参加。2003年からはアメリカン・リサーチ・センターのヒエラコンポリス遺跡調査隊メンバーとして、先王朝時代の集落址調査を手がける。とくにエジプトにおける初期国家形成について、および王朝時代の社会に関する考古学的研究に関心を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　古代エジプトの自然環境／第2章　古代エジプトの歴史概観／第3章　古代エジプトの生活様式／第4章　古代エジプトの王と国家／第5章　古代エジプトの集落と外国／第6章　古代エジプトの宗教／第7章　古代エジプトの文字と図像表現／終章　古代エジプト文明の形成 ピラミッド、スフィンクス、ツタンカーメン…世界四大文明のなかで、現代もなおアピール度の高さで群を抜くエジプト。3000年続いた王朝国家、ということだけでも古代文明屈指の成熟度を示す。本書の主役も「王朝」ではあるが、重点はむしろそこに至る過程にある。ナイル河を中心とする自然環境と、それと戦い、かつ利用して獲得された生活がどのようなものであったか。やがて文明社会が形成されて国家の誕生に至るまでを、簡潔に、そして鮮やかに描き出す。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

出版社名：京都大学学術出版会
著者名：高宮いづみ
シリーズ名：学術選書
発行年月：2006年06月
キーワード：コダイ エジプト ブンメイ シャカイ ノ ケイセイ、タカミヤ,イズミ