「講」研究の可能性 II

長谷部八朗 慶友社BKSCPN_【高額商品】 コウ ケンキュウ ノ カノウセイ ハセベ,ハチロウ 発行年月：2014年10月11日 ページ数：485p サイズ：単行本 ISBN：9784874490723 長谷部八朗（ハセベハチロウ） 1950年生れ。駒澤大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　堀一郎の講理論（堀一郎の宗教・信仰史論と「講」ー「日本宗教史」論の視座から）／2　講の結集、維持、変遷の諸相（日本仏教における講の展開ー浄土真宗の事例を中心に／明治初年の神宮教院・神宮教会と神風講社／講を継承するしくみと工夫ー尾州鷹羽講の組織と運営／法を嗣ぐ在俗行者ー近代期における尾張儀覚系を例にみる御嶽講の結集原理／大岳講に関する一考察ー札の置き場の検討を中心に／講の社会的位置づけの変遷、および講研究の射程に関する一考察）／3　講的集団、あるいは講周辺の諸相（近世における高野山参詣意識ー頼慶筆『高野山縁起』を参考に／近代神社の講的組織ー気多講社を事例として／稲荷信仰の講と祭り／集落の再編ーショウキサマ祭祀の継承／奥山半僧坊信仰の変遷ー講と漁業史の視点から） 人びとの孤立化・無縁化が進み、互いを繋ぐ場を見失いがちな今日、先行研究を検討しつつ、日本社会における「講」の多様な活動実態に光を当て、それらの果たしてきた役割を改めて問う論文集の続刊。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣