古代日本語述語体系論 [ 仁科 明 ]

仁科 明 花鳥社コダイニホンゴジュツゴタイケイロン ニシナ アキラ 発行年月：2025年11月07日 予約締切日：2025年10月17日 ページ数：448p サイズ：単行本 ISBN：9784868030270 仁科明（ニシナアキラ） 1970年　静岡県沼津市生まれ。2014年　早稲田大学教育学部教授（現職）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第一部　上代日本語の述語形式（複語尾とその周辺）（文と述語、そして述語形式にかんする基本的な考え／動詞のあらわす内容の変換にかかわる複語尾／文全体の意味にかかわる複語尾と叙法的意味の体系／用言以外に接する（接し得る）形式ー体言の述語化）／第二部　古代語の述語形式にかんする各論（第一章　a類複語尾にかかわる議論／第二章　b類複語尾とその周辺）／第三部　形式と意味の諸相（第一章　喚体的名詞一語文（現代語）ー文の意味の分化の論の前提としてー／第二章　非引用の「〜すと…」／第三章　「恒常」と「一般」） 古代語のいわゆる「助動詞」類を対象とし、個々の形式の意味、形式間の関係、文法カテゴリの存立根拠などの問題を一連のものとしてとらえつつ論ずる。伝統的な「国文法」流の述語論のポテンシャルを、方法と背景をなす論理を更新しつつしめす。 本 語学・学習参考書 語学学習 日本語