春と修羅

著者:宮沢 賢治 内容紹介 1924年（大正13年）に関根書店から発行された本書は、宮沢賢治の口語詩を収録した作品。宮沢賢治の生前に刊行された唯一の詩集としても知られる。表題作のほか、妹トシの臨終を詠んだ「永訣の朝」や「原体剣舞連」「小岩井農場」など、69編を収録。自費出版として1千部を刊行したが、大半が売れ残ったといわれている。 （ご注意：本書は、国立国会図書館（NDL）が所蔵し近代デジタルライブラリーとしてWeb公開されている パブリックドメイン・コンテンツ（画像データ）を印刷・製本したものです。制作にあたっては、当時の著者、 発行社や関係者に敬意を表し、できる限りそのままの形で復元できるように心がけました。そのため、 編集や改修は一切行っておりませんし、画像処理も必要最低限に止めており傷や汚れなどもそのままの形で 印刷されています。一部に読みにくい箇所があるかも知れませんが、ご了承をお願いします） 著者について 宮沢 賢治（みやざわ けんじ、1896-1933） 日本の詩人、童話作家。岩手県花巻出身で、郷土に基づいた創作を行った。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の基礎になった。