室町九州の紛争・秩序・外交 （戎光祥中世織豊期論叢　第7巻）

戎光祥中世織豊期論叢　第7巻 七隈史学会 山田貴司 戎光祥出版ムロマチキュウシュウノフンソウチツジョガイコウ ナナクマシガッカイ ヤマダタカシ 発行年月：2024年11月06日 予約締切日：2024年11月05日 ページ数：416p サイズ：単行本 ISBN：9784864035538 山田貴司（ヤマダタカシ） 1976年、福岡県生まれ。福岡大学大学院人文科学研究科博士課程後期満期退学。博士（文学）。現在、福岡大学人文学部准教授。専門は日本の中世後期から中近世移行期にかけての政治史・文化史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 総論　室町時代の九州に関する研究の現状と課題／第1部　列島社会における室町九州の位置（室町九州の政治・軍事的特質ー軍事紛争論と室町幕府との関係論を中心に／室町期における九州探題渋川氏の活動とその役割／室町幕府と九州国人／外交からみた九州の地域権力）／第2部　室町九州の武家権力の動向・政治的立場・秩序観（中世後期少弐氏の権力基盤と政治的地位の成立／肥後からみた室町九州／一五世紀島津奥州家の対幕府関係と伊集院氏／室町期西国社会における大内氏の権力形成と室町幕府）／「九州の「室町時代」」パネルディスカッション討論録 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

著者七隈史学会(編) 山田貴司(責任編集)出版社戎光祥出版発売日2024年11月ISBN9784864035538ページ数417Pキーワードむろまちきゆうしゆうのふんそうちつじよがいこうえび ムロマチキユウシユウノフンソウチツジヨガイコウエビ ななくま／しがくかい やまだ ナナクマ／シガクカイ ヤマダ9784864035538内容紹介九州は「ひとつ」なのか？九州ならではの特質があるのか？14世紀末から15世紀前半を中心に、九州各地の武家権力をおもなフィールドとして、断続的に争乱がつづく政治・軍事的事象の展開、中央（室町幕府・京都）や東アジア世界といった域外の勢力との関係を検討し、九州における「室町時代」の時期区分や特質、地域差（地域権力間の差）の把握に努め、列島における九州の位置づけを模索する。九州探題渋川氏、少弐氏、島津氏、大内氏などを比較史的視点で検討し、これまでとは異なる視点を提示。室町期のみならず、南北朝〜戦国期の政治・社会の変化を見通す上で新たな基盤となる一書。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次総論 室町時代の九州に関する研究の現状と課題/第1部 列島社会における室町九州の位置（室町九州の政治・軍事的特質—軍事紛争論と室町幕府との関係論を中心に/室町期における九州探題渋川氏の活動とその役割/室町幕府と九州国人/外交からみた九州の地域権力）/第2部 室町九州の武家権力の動向・政治的立場・秩序観（中世後期少弐氏の権力基盤と政治的地位の成立/肥後からみた室町九州/一五世紀島津奥州家の対幕府関係と伊集院氏/室町期西国社会における大内氏の権力形成と室町幕府）/「九州の「室町時代」」パネルディスカッション討論録