身体・歴史・人類学3　批判的人類学のために [ 渡辺公三

渡辺公三 ナシ 言叢社シンタイレキシジンルイガクサン　ヒハンテキジンルイガクノタメニ ワタナベコウゾウ ナシ 発行年月：2018年08月31日 予約締切日：2018年08月27日 ページ数：520p サイズ：単行本 ISBN：9784862090706 渡辺公三（ワタナベコウゾウ） 1949年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。国立音楽大学助教授、立命館大学文学部教授を経て、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、立命館大学副学長、学校法人立命館副総長を歴任。博士（文学）。2017年12月16日逝去。専攻：文化人類学、人類学史、アフリカ研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序にかえて　不肖の隠し子からの手記ー族的範疇の可能性／1　身体・歴史（指紋の社会思想史ーライプニッツからキパンデへ／犯罪者の顔写真と指紋ー西欧における司法的同一性の形成／人類学の知と植民地支配の技術ー一九世紀西欧から「満洲国」へ　ほか）／2　歴史・人類学（パリ人類学会ー帝政から共和制への変動の時代に問われた「人間」とは／マルセル・モースー快活な社会主義人類学者の肖像／モース人類学あるいは幸福への意志　ほか）／3　レヴィ・ストロースの方へ（世界はリズムに満ちている／もうひとつの豊かさの思考ーレヴィ＝ストロース生誕一〇〇年シンポジウムに向けて／エピグラフの楽しみー『食卓作法の起源』を読みながら　ほか） マルセル・モースからレヴィ＝ストロースにいたる人類学に、個体と集団の「幸福への思考」の大切な筋道をたどろうとしてきた著者の、早すぎる遺作となった第3論文集。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 人文・思想・社会 民俗 民族学