ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>近代のイスラーム世界で、イスラームに基づく独自の国家を打ち立てようとする苦闘は、やがて各地で政治的な衝突を引き起こしていった。ムスリム諸国の中でも最も日本に距離が近く、多民族が共存し、経済成長の続くマレーシアも例外ではなかった。中東と東南アジアをつなぐイスラームのネットワークは、20世紀の東南アジアにも大きな影響を及ぼした。ファトワー(教義回答)をはじめとする豊富なイスラーム学の一次資料読解を通して、東南アジアでイスラーム法学がどのような発展を遂げ、政治に波及したのかを描いた画期的な研究。<収録内容>序章 なぜウラマーは国家と対峙するに至ったのか?第1章 東南アジアにおけるイスラーム法解釈の発展とファトワー第2章 中東と東南アジアをつないだウラマーのネットワーク第3章 東南アジアにおける近代国家の成立とイスラーム法第4章 ムスリム社会における公共圏の形成とファトワー第5章 マレーシアのウラマーとファトワー管理制度第6章 マレーシア・イスラーム党(PAS)と近代国家マレーシアの対峙<商品詳細>商品番号:NEOBK-1970594Shiozaki Haruka Akira / Cho / Kokka to Taiji Suru Islam Malaysia Niokeru Islam Hogaku No Tenkaiメディア:本/雑誌重量:340g発売日:2016/06JAN:9784861825866国家と対峙するイスラーム マレーシアにおけるイスラーム法学の展開[本/雑誌] / 塩崎悠輝/著2016/06発売