親子とは何か ナイジェリア・ハウサ社会における「里親養育」の民族誌

ナイジェリア・ハウサ社会における「里親養育」の民族誌 梅津綾子 春風社オヤコトハナニカ ウメツアヤコ 発行年月：2021年02月16日 予約締切日：2021年02月15日 ページ数：328p サイズ：単行本 ISBN：9784861107238 梅津綾子（ウメツアヤコ） 専門は文化人類学、アフリカ研究。南山大学人類学研究所・非常勤研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　里親養育・養子縁組をめぐる親子論／第1章　ハウサ社会の日常生活と家族ーザリア地域を中心に／第2章　ハウサの子の引き取り慣行、リコ／第3章　子育て期の育親と“子”そして生親／第4章　結婚した“子”、育親、生親の関係／第5章　育親の「親」としての弱さと強さ／終章　ハウサの親子観から親子を考える 「生みの親」と「育ての親」が分担して一人の子供を育てる慣行がある、ナイジェリアのハウサ社会。その慣行を可能にしている社会の仕組みや、それぞれの「親」と「子」がお互いに何を感じ、何をやり取りしているのかについてフィールドワークを行い、「親子」の多彩なつながりの可能性を探る。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣