動物工場: 工場式畜産CAFOの危険性

工場式畜産CAFOの危険性 ダニエル・インホフ 井上太一 緑風出版ドウブツコウジョウ ダニエル インホフ イノウエ タイチ 発行年月：2016年02月22日 予約締切日：2016年02月21日 ページ数：560p サイズ：単行本 ISBN：9784846116026 井上太一（イノウエタイチ） 1984年生まれ。上智大学英語学科卒業。会社員を経たのち、翻訳業に専念する。関心領域は動植物倫理、環境問題（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　CAFOの病的性格／第2部　CAFOの神話／第3部　CAFOの内側／第4部　多様性の喪失／第5部　CAFOの隠されたコスト／第6部　テクノロジーの乗っ取り／第7部　牧草地への一新 あなたは、ハンバーガーなどの肉や生乳がどのようにつくられているか、知っているだろうか？その主流であるアメリカの工場式畜産は、家畜を狭い畜舎に押し込み、身動きがとれない糞尿まみれのなかで、成長ホルモンや抗生物質を多用した飼料で肥えさせる。そして不健康に肥満した家畜は生乳を搾られ、流れ作業で屠殺され、食肉加工される。動物虐待に加え、労働現場は危険きわまりない。その上、糞尿等はため池に放置されるため、近隣住民は悪臭だけでなく健康も脅かされる。こうした工場式畜産によって得られる食肉は、確かに安いが、例えば抗生物質まみれの肉が人間の細菌耐性を弱め、糞尿由来のOー157などに感染するリスクを増大させるなど、危険な食品である。本書は、むごいかたちで大規模な監禁・屠殺を行なう工場式畜産の実態と問題点を明らかにする。 本 人文・思想・社会 社会 その他

発売日:2016年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:緑風出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784846116026 / アーティストキーワード:ダニエル インホフ

内容詳細:あなたは、ハンバーガーなどの肉や生乳がどのようにつくられているか、知っているだろうか？その主流であるアメリカの工場式畜産は、家畜を狭い畜舎に押し込み、身動きがとれない糞尿まみれのなかで、成長ホルモンや抗生物質を多用した飼料で肥えさせる。そして不健康に肥満した家畜は生乳を搾られ、流れ作業で屠殺され、食肉加工される。動物虐待に加え、労働現場は危険きわまりない。その上、糞尿等はため池に放置されるため、近隣住民は悪臭だけでなく健康も脅かされる。こうした工場式畜産によって得られる食肉は、確かに・・・