社畜と少女の１８００日　３/板場広志

本作の主人公の(社畜)も自分と少女の関係を説明出来ずに苦労しているが、読んでいる読者もよく解らないと思う。少女側にその動機が判る様な描写がないので何を考えているのかサッパリで、社畜が少女に邪な欲望を抱いているとか、弱味でも握られているなら兎も角、少女の母親と同級生だった程度では同居させるに至った経緯も説得力に欠け、もはや少女は主人公の社会的地位を破滅させる為の爆弾にしかなっていない。

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