本願寺教団と中近世社会 [ 草野 顕之 ]

草野 顕之 法藏館ホンガンジキョウダントチュウキンセイシャカイ クサノ ケンシ 発行年月：2020年06月10日 予約締切日：2020年04月17日 ページ数：308p サイズ：単行本 ISBN：9784831877284 草野顕之（クサノケンシ） 1952年、福岡県生まれ。大谷大学文学部史学科卒業、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士（文学）。大谷大学文学部史学科専任講師、助教授、教授および大谷大学学長（2010ー16年）を歴任。現在、大谷大学名誉教授。佛教史学会会長。専門は日本仏教史（中世）・真宗史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　戦国争乱と本願寺（上杉謙信と笠原本誓寺ー真宗寺院という戦国大名の外交チャンネル／三河一向一揆後の本願寺門徒衆の動向／本願寺と鉄砲／織豊期本願寺の起請文にみる神仏）／2　中近世移行期と本願寺（益田照従ー本願寺と豊臣政権に仕えた家臣／本行寺准如と北陸門徒／本願寺教如をめぐる女性門徒について／本願寺教如と織豊武士の茶の湯ー慶長期豊臣家家臣団との関係を中心に／美濃地域の真宗寺院と織豊武士団ー由緒書を中心に）／3　近世本願寺の諸相（近世京都の都市開発からみる傾城町ー隣りあう六条三筋町と東本願寺／近世地域真宗寺院の一齣ー野崎専応寺を例に／真宗寺院の由緒書にみる統一権力像／親鸞伝の史実と伝承ー親鸞伊勢参宮伝承をめぐって） 世俗社会を動かす真宗の世界。大名権力が脅威に感じつつも頼らざるをえなかった真宗の存在。13編の論考がその種々に迫る。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教 人文・思想・社会 歴史 日本史