ASEAN経済新時代と日本

各国経済と地域の新展開 トラン・ヴァン・トゥ 文眞堂アセアン ケイザイ シンジダイ ト ニホン トラン・ヴァン・トゥ 発行年月：2016年02月15日 ページ数：370p サイズ：単行本 ISBN：9784830948978 トラン・ヴァン・トゥ（Tran Van Tho）（トランヴァントゥ） ベトナム出身、高校卒業後、1968年日本の国費留学生として来日。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了（経済学博士）。日本経済研究センター主任研究員、桜美林大学教授などを経て、早稲田大学社会科学総合学術院教授。経済審議会専門委員、ベトナム首相経済行政改革諮問委員、ハノイ大学客員教授、ハーバード大学客員研究員などを歴任。著書に『産業発展と多国籍企業ーアジア太平洋ダイナミズムの実証研究』東洋経済新報社、1992年（「アジア太平洋賞」受賞）、『東アジアの経済変動とベトナムの工業化への途』（NXB　Chinh　tri　quoc　gia出版、ベトナム語、2012年ベトナム優秀図書賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） アジアダイナミズムの中のASEAN経済／第1部　ASEAN各国の現段階の課題と展望（インドネシア経済ー資源依存から高付加価値への課題／マレーシア経済ー先進国入りを目指す多民族国家／シンガポール経済ー転機を迎える都市国家／タイ経済ー経済発展と民主化／フィリピン経済ー低成長から脱出の可能性／ベトナム経済ー高位中所得への発展の展望／カンボジア経済ー持続的な成長を目指して／ラオス経済ーランドロックからランドリンクへ／ミャンマー経済ー始動する経済のこれまでとこれから）／第2部　地域としてのASEANと日本・中国（FTAから経済共同体へーASEANの経済統合の現状と展望／メコン河流域諸国の開発とASEAN／中国の台頭とASEAN／ASEANと日本の新たな関係／ASEANをめぐる地域の平和環境の展望） ASEAN経済共同体（AEC）創設、加盟各国が中所得以上に発展したASEAN新時代が到来。高所得国シンガポール、高位中所得国マレーシアとタイ、低位中所得国インドネシア、フィリピン、ベトナムとラオス、低位中所得国の仲間に入りつつあるカンボジアとミャンマー、各国の現段階と持続的発展の条件を分析し、AEC、対中・対日関係、メコン河流域開発、平和環境の今後を展望。現代ASEAN経済を学ぶ必読書。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 日本経済