不安を力に変える ゆるっと哲学

ただっち 小川仁志 ぱる出版フアンヲチカラニカエルユルットテツガク タダッチ オガワヒトシ 発行年月：2020年07月21日 予約締切日：2020年06月25日 ページ数：272p サイズ：単行本 ISBN：9784827212372 ただっち（タダッチ） 東京大学大学院にて、社会心理学・社会情報学を専攻中の現役・東大院生。現在は哲学の概念を用いながら、研究に取り組んでいる 小川仁志（オガワヒトシ） 1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士（人間文化）。商社マン（伊藤忠商事）、フリーター、公務員（名古屋市役所）を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） フロム「愛するということ」ー愛されなくて不安／ショーペンハウアー「その人が何者なのか」ーつい、自分と他人を比較して不安／ヘーゲル「主人と奴隷の弁証法」ー他人に使われてばかりで不安／アリストテレス「エネルゲイア」ー「成功者」になれなくて不安／ベルクソン「純粋持続」ーいつも時間に追われるようで不安／シオラン「怠惰の高貴さ」ー「意識高い系」を見ると不安／サルトル「まなざし」ー他人の目が気になって不安／ウィトゲンシュタイン「言語ゲーム」ー「空気」が読めなくて不安／ドゥールズ（とガタリ）「逃走線」ー逃げだしたいことが多くて不安／ボードリヤール「記号と差異への欲望」ー買っても買っても満たされなくて不安／ニーチェ「永劫回帰」ー「やり直したいこと」だらけで不安／ジジェク「相互受動性」ー惰性で働いてしまって不安／ハンナ・アーレント「許しと約束」ー人間関係がうまくいかなくて不安／パスカル「みじめさの自覚」ー承認欲求を捨てきれなくて不安／ブッダ「怒りにうち勝つ」ーイライラしやすくて不安／デカルト「方法序説」ー仕事で結果が出なくて不安／カント「エゴイズムと複数主義」ー他人から批判されて不安／フロイト「死の欲動」ーこの世からスーッと消えたくなって不安／ハイデガー「先駆的決意性」ー「やる気」が出なくて不安／カミュ「不条理を生きる」ー生きている意味がわからなくて不安 歴史上の哲学者たちは、不安の正体を明らかにする方法や、不安の正体とつき合っていく方法について、考えをめぐらせてきました。幸か不幸か、いつの時代も「人間が抱く不安の本質」は変わりません。だからこそ彼らの考えは、今なお有効なのです。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他

著:ただっち　監修:小川仁志
出版社:ぱる出版
発売日:2020年07月
キーワード:不安を力に変えるゆるっと哲学ただっち小川仁志 ふあんおちからにかえるゆるつと フアンオチカラニカエルユルツト ただつち おがわ ひとし タダツチ オガワ ヒトシ