韓国現代史の深層 「反日種族主義」という 虚構を衝く

金 東椿 佐相 洋子 梨の木舎カンコクゲンダイシノシンソウ キム ドンチュン サソウ ヨウコ 発行年月：2020年03月18日 予約締切日：2020年03月17日 ページ数：350p サイズ：単行本 ISBN：9784816620027 金東椿（キムドンチュン） 1959年、慶尚北道生まれ。社会学者。ソウル大学大学院で社会学博士学位を取得。『経済と社会』編集委員長、参与連帯政策委員長、真実和解のための過去事整理委員会常任委員などを歴任。現在聖公会大学社会学部教授 佐相洋子（サソウヨウコ） 東京都出身。慶応義塾大学文学部史学科卒業。横浜市立学校に教諭として勤務。退職後、韓国の梨花女子大学言語教育院に留学し、韓国語を学ぶ。恵泉女学園大学大学院平和学研究科修士課程修了 李泳采（イヨンチェ） 1971年韓国生まれ。1998年来日。東京大学大学院法学研究科研究生、慶応義塾大学大学院修了。専門は日韓・日朝関係。現在恵泉女学園大学大学院教授。韓国の現代史を語る市民講座の講師、日韓市民交流のコーディネーターとしても活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1章　民衆は国を失い、国は主人を失ってー植民地と分断（独立と開化のジレンマー安重根／尹致昊／日露戦争／朝鮮の近代化と解放の二つの道ー共産主義／キリスト教／再び8・15の性格を問うー光復節／建国節／分断／信託統治／大韓民国　保守の期限ー米軍政／韓民党／親日警察／なぜ国家保安法は憲法の上に君臨してきたのか？ー政府樹立／左翼粛正／国家保安法）／2章　「自由世界」の最前線ー国家宗教になった反共・親米（朝鮮戦争が残したものー制限戦争／爆撃／反共国家／大韓民国は越南者たちが作ったー信川虐殺／反共主義／宣教奇跡／反共が国是になった理由ー自由党／不正選挙／金昌龍／韓米関係は外交関係か？ー血盟／駐韓米軍／戦時作戦権／／なぜ日本は謝罪しないのか？ー歴史問題／請求権／日韓協定）／3章　「闘いながら働いて、働きながら働え」ー近代化の影（復活する植民統治　朴正煕の維新とその後ー満州人脈／維新憲法／公安統治／教育天国と教育地獄ー家族／学歴看板／教育爆発／なぜ大韓民国は「財閥共和国」になったのか？ー対北競争／財閥形成／労働弾圧／偉大なる民主化運動はなぜ半分だけ成功したのか？ー民主化運動／グローバル化／新自由主義）／日本語版への補論　日本における『反日種族主義』旋風を批判する／解説　「反日種族主義」という虚構を越えてー過去への懴悔と新時代への決意があるというなら、誰もが読まねばならない 過去70余年、誰が権力を握り、誰が民衆を抑圧してきたか？韓国の支配エリートを構成する親日派の歴史的起源を掘り起こし、『反日種族主義』の虚構を明らかにする実証的韓国史。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

出版社名：梨の木舎
著者名：金東椿、佐相洋子、李泳采
発行年月：2020年04月
キーワード：カンコク ゲンダイシ ノ シンソウ、キム,ドンチュン、サソウ,ヨウコ、イ,ヨンチェ