ヒロシマ―グローバルな記憶文化の形成―

グローバルな記憶文化の形成 ラン・ツヴァイゲンバーグ 若尾 祐司 名古屋大学出版会ヒロシマ ラン ツヴァイゲンバーグ ワカオ ユウジ 発行年月：2020年07月16日 予約締切日：2020年06月18日 ページ数：424p サイズ：単行本 ISBN：9784815809942 ツヴァイゲンバーグ，ラン（Zwigenberg,Ran） 1976年、イスラエル生まれ。ニューヨーク市立大学にて博士号（歴史学）取得。現在、ペンシルヴェニア州立大学准教授。『ヒロシマ』により、米国アジア研究協会のジョン・ホイットニー・ホール著作賞を受賞 若尾祐司（ワカオユウジ） 1945年生まれ。名古屋大学名誉教授。法学博士 西井麻里奈（ニシイマリナ） 1988年生まれ。大阪大学大学院文学研究科助教。博士（文学） 〓橋優子（タカハシユウコ） 1981年生まれ。九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程修了。博士（学術） 竹本真希子（タケモトマキコ） 1971年生まれ。広島市立大学広島平和研究所准教授。博士（政治学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章／第1章　平和の閃光ー広島における都市計画・記念・政治　一九四五〜五五年／第2章　近代の不安ー恥と誇りの狭間の生存者たち　一九四五〜六〇年／第3章　社会主義者の原爆と平和の原子力ー近代性の展示と平和への闘い　一九五五〜六二年／第4章　心の傷ーロバート・リフトン、PTSD、生存者とトラウマの精神医学的再評価／第5章　広島・アウシュヴィッツ平和行進／第6章　平和の聖地ー暴力、観光産業、平和記念公園の聖地化　一九六三〜七五年／第7章　赤いリンゴの皮をむくー広島・アウシュヴィッツ委員会と広島・アウシュヴィッツ記念館　一九七三〜九五年／終章　もうひとつの爆心地ーヒロシマ、アウシュヴィッツ、九・一一、それらの間の世界 原爆とホロコーストの交点へ。かつて「75年間は草木も生えない」と言われた都市は復興を遂げ、平和記念公園は「穏やかな」聖地と化したーどのようにして？追悼・記念や観光をめぐる記憶の政治、証言とトラウマ、絡み合う犠牲者言説などに注目し、世界のなかのヒロシマの位置を問い直す挑戦作。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

著:ラン・ツヴァイゲンバーグ　訳:若尾祐司　訳:西井麻里奈
出版社:名古屋大学出版会
発売日:2020年07月
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