胃袋の近代―食と人びとの日常史―

食と人びとの日常史 湯澤 規子 名古屋大学出版会イブクロノキンダイ ユザワ ノリコ 発行年月：2018年06月27日 予約締切日：2018年06月07日 ページ数：354p サイズ：単行本 ISBN：9784815809164 湯澤規子（ユザワノリコ） 1974年大阪府生まれ。2003年筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程単位取得満期退学、博士（文学）。2005年明治大学経営学部専任講師。筑波大学生命環境系准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　食と人びとー見えない歴史の構築／第1章　一膳飯屋と都市ー胃袋からみる近代日本の都市問題／第2章　食堂にみる人びとの関わりー食をめぐる政治と実践／第3章　共同炊事と集団食のはじまりー工場の誕生と衣食住の再編／第4章　胃袋の増大と食の産業化ー大量生産・大量加工時代の到来／第5章　土と食卓のあいだー食料生産の構造転換と農民・農家・農村／第6章　台所が担う救済と経済ー公設市場・中央卸売市場の整備／第7章　人びとと社会をつなぐ勝手口ー市場経済が生んだ飽食と欠乏／終章　胃袋からみた日本近代ー食と人びとをつなぐ地域の可能性 一膳飯屋、残飯屋、共同炊事など、都市の雑踏や工場の喧騒のなかで始まった外食の営みを活写。社会と個人とをつなぐ“食”の視点から日本近代史を書き換える。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣