東南アジアで学ぶ文化人類学 （地域で学ぶ文化人類学）

地域で学ぶ文化人類学 箕曲在弘 二文字屋脩 昭和堂トウナンアジアデマナブブンカジンルイガク ミノオアリヒコ ニモンジヤシュウ 発行年月：2024年03月21日 予約締切日：2024年03月20日 ページ数：320p サイズ：単行本 ISBN：9784812223062 箕曲在弘（ミノオアリヒロ） 早稲田大学文学学術院教授。専門は文化人類学、東南アジア地域研究 二文字屋脩（ニモンジヤシュウ） 愛知淑徳大学交流文化学部准教授。専門は社会人類学、東南アジア地域研究、狩猟採集民研究 吉田ゆか子（ヨシダユカコ） 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。専門は文化人類学、芸能の人類学、バリ芸能研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　東南アジアを通してみる文化人類学の世界（箕曲在弘）／第1章　親族と家族ー家族にとって血のつながりは欠かせないものか（西川慧）／第2章　ジェンダーとセクシュアリティー人間の性はどのように多様で複雑か（大村優介）／第3章　民族とエスニシティー「民族」の境界はどう決まるのか（中村昇平）／第4章　歴史と記憶ー他者の多様な過去にどう関わるのか（山口裕子）／第5章　国家ー国家にどう向き合う？（二文字屋脩）／第6章　経済とモラルー「豊かさ」は数値で測るだけで十分なのか（下條尚志）／第7章　法と慣習ー法は私たちを縛り、罰するためのものか（高野さやか）／第8章　呪術と宗教ー「信じること」は宗教に不可欠なのか（津村文彦）／第9章　死と儀礼ーどのように死と向き合うのか（寺内大左）／第10章　芸能ー社会にはなぜ歌や踊りや芝居が必要なのか（吉田ゆか子）／第11章　医療ー人は心身の問題にいかに向き合っているのか（岩佐光広）／第12章　紛争ー戦争と平和は明確に分けられるのか（岡野英之）／第13章　難民ー難民が創るつながりとは何か（久保忠行）／第14章　移民ー移民は特別な人たちか（細田尚美）／第15章　観光ー文化が観光によって創られる？（岩原紘伊）／第16章　開発と貧困ー人類学は貧困削減に貢献できるのか（箕曲在弘） インドネシア、ミャンマー、ラオスなど、東南アジアには11の国々があるが、文化の多様性はその比ではない。ひとつの国でも、多様な言語・宗教・習慣をもつ人々が暮らしている。いわば、文化人類学にとって研究対象の宝庫。あなたも、私たちの当たり前を疑う文化人類学の目を通して東南アジア社会を学んでみよう。そして一緒に「人間とは何か」を問うてみよう。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣