聚美(しゅうび)7 特集 俵屋宗達

「聚美(しゅうび)7 特集 俵屋宗達」
発行年月日／2013年
定価／2,700円(税込)

★宗達の眼と魔術 玉蟲敏子
★俵屋の扇絵 本田光子
★宗達と仙仏奇踪 五十嵐公一
★伊年印草花図の展開と意味 野口剛 ほか

ご注文前に必ずご確認ください＜内容＞【特集】 俵屋宗達 江戸初期に活躍した宗達は光悦との協同制作を抜きにしては語れない画家である。そして摂関家をはじめとする公家や門跡寺院の門主など、上流社会の貴顕たちとの交流も宗達に大きな影響を与えた。一方で、京の街なかで絵屋を営み、客の注文に応じ屏風絵、色紙、扇絵などを商売していた。そうした宗達芸術の全貌を俯瞰しながら多様な表現の深奥に迫る。 ・宗達の眼と魔術 玉蟲敏子。初期の金銀泥下絵の特徴ある表現は、のちの屏風絵にどのように活かされていったのか。金銀泥下絵の分析から、宗達画業の核心に迫る。 ・俵屋の扇絵 本田光子。俵屋の扇絵は、京都じゅうで流行したという。扇面は土佐派や狩野派も素材としているが、宗達には特に画面の活用法において際立った特徴が見られる。その秘密を鮮やかに解き明かす。 ・宗達と仙仏奇踪 五十嵐公一。宗達には、中国の版本『仙仏奇踪』をもとにした作品がある。同じころ、同じ京都でやはり『仙仏奇踪』を用いた絵師がいた。京狩野派の異才・狩野山雪である。 ・伊年印草花図の展開と意味 野口剛。今日も多く伝世される伊年印草花図は、宗達工房が生み出したヒット商品であった。この図様は、のちに尾形光琳や円山応挙らに参照され、京都画壇で命脈を保った。＜商品詳細＞商品番号：NEOBK-1475864Aotsuki Sha / Shiyubi VOL. 7(2013-2) Stopkurshiiyunug ) Tawaraya Sotatsuメディア：本/雑誌発売日：2013/04JAN：9784810912630[同梱不可]/聚美 VOL.7(2013Spring)[本/雑誌] (単行本・ムック) / 青月社2013/04発売