文化の枢軸 ─戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ─

戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ 清水雅大 九州大学出版会ブンカ ノ スウジク シミズ,マサヒロ 発行年月：2018年09月 予約締切日：2018年08月08日 ページ数：253p サイズ：単行本 ISBN：9784798502403 清水雅大（シミズマサヒロ） 1983年福岡県生まれ。2014年横浜市立大学大学院国際総合科学研究科博士後期課程修了、博士（学術）。現在、日本学術振興会特別研究員（PD）、九州大学大学院法学研究院専門研究員。専門、国際関係史、日独関係史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　問題の所在と先行研究／第1章　日本外務省の文化協定政策ー一九三〇年代後半における／第2章　日独文化協定の成立ー一九三八年までの状況／第3章　外務省文化事業部の対独文化事業政策方針一九三八ー四〇年ー日独文化協定の執行過程（1）／第4章　日独文化連絡協議会における学術交換をめぐる論議一九三九ー四二年ー日独文化協定の執行過程（2）／第5章　「日独共同戦争」下の「精神的共同作戦」一九四三ー四四年ー日独文化協定の執行過程（3）／終章　砂の上の同盟 国際情勢がますます緊迫化していく1938年11月、日本とナチ・ドイツは文化協定を締結し、両国は文化・学術面においても連携を強めたように見えた。しかしこの協定は「ユダヤ人問題」に象徴されるナチ人種主義に起因する両国の文化摩擦を顕在化させるものでもあった。協定の成立をめぐる政治過程と、敗戦に至るまでの両国の「文化協力」の実態を描く。 本 人文・思想・社会 政治

著:清水雅大
出版社:九州大学出版会
発売日:2018年09月
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