人権条約の解釈と適用 (学術選書)

学術選書 坂元 茂樹 信山社出版ジンケンジョウヤクノカイシャクトテキヨウ サカモト シゲキ 発行年月：2017年11月08日 予約締切日：2017年11月07日 ページ数：384p サイズ：全集・双書 ISBN：9784797254129 坂元茂樹（サカモトシゲキ） 1950年長崎県生まれ。1974年関西大学法学部卒業。1978年関西大学大学院法学研究科博士後期課程中退。1978ー90年琉球大学法文学部助手、講師、助教授。1986ー87年ミシガン大学ロースクール客員研究員。1991ー2003年関西大学法学部教授。1995年国連国際法委員会日本政府オブザーバー。1999ー2000年みなみまぐろ事件（豪州・NZ対日本）日本政府代表団顧問。2003ー2013年神戸大学大学院法学研究科教授。2007年法学博士（神戸大学）。2008ー2013年国連人権理事会諮問委員会委員。2013年同志社大学法学部教授。神戸大学名誉教授。（一財）国際法学会代表理事、国際人権法学会理事長、（公財）世界人権問題研究センター所長を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　総論（人権条約の解釈ー人権条約の解釈を考えるにあたって）／第2部　自由権規約委員会による解釈実践（条約実施機関の解釈権能ー自由権規約第2条第1項の解釈をめぐって／死刑廃止国に対する新たな義務ージャッジ対カナダ事件（通報番号829／1998）をめぐって／個人通報制度における仮保全措置ー自由権規約委員会の実行をめぐって／個人通報制度のフォローアップートリニダード・トバゴの死刑囚の通報事例を中心に／人権条約の解釈の発展とその陥穽／紛争解決機能としての個人通報制度ー自由権規約委員会のフォローアップ制度を素材に）／第3部　日本の国内裁判所による解釈実践（日本の裁判所における国際人権規約の解釈適用ー一般的意見と見解の法的地位をめぐって／自国に戻る権利ー自由権規約第12条4項の解釈をめぐって／日本の難民認定手続における現状と課題ー難民該当性の立証をめぐって） 条約解釈は、国家意思からどれほど自由でいられるか。条約実施機関の解釈権能と解釈手法、日本の国内裁判所の解釈実践を考究。 本 人文・思想・社会 法律 法律