BLが開く扉 [ ジェームズ・ウェルカー ]

ジェームズ・ウェルカー 青土社ビーエルガヒラクトビラ ジェームズウェルカー 発行年月：2019年10月25日 予約締切日：2019年09月19日 ページ数：304p サイズ：単行本 ISBN：9784791772254 ウェルカー，ジェームズ（Welker,James） 1970年アメリカ合衆国生まれ。神奈川大学外国語学部教授。専門は日本近現代文化史、ジェンダー・セクシュアリティ、グローバリゼーション（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） ボーイズラブ（BL）とそのアジアにおける変容・変貌・変化／第1部　BLの意味と欲望（BLとスラッシュのはざまでー現代中国の「耽美」フィクション、文化越境的媒介、変化するジェンダー規範／フェミニズムの時代、BLの意味を問い直すー二〇一〇年代韓国のインターネットにおける脱BL言説をめぐって／「腐男子になる」欲望ー東アジアにおける異性愛男性BLファン比較研究／日本のBLーその特徴に注目して／神話からゲーム、そしてホモエロティック・フィクションへー中国、日本と台湾の「真・三國無双」BL同人誌）／第2部　LGBT（Q）とBL（憧れの世界を読み取るー一時滞在の中国人ゲイに対する「希望のよりどころ」としてのBL／ゲイ「ファン」の「ファン」ー想像と存在のはざまから立ち上がるタイのボーイズラブ／抑圧か革命か？ー同性婚合法化運動に対する台湾のBLファンコミュニティの反応／Desi　Desuーインドの都市部における性、セクシュアリティ、BL消費／不調和な情熱ーインドネシアにおけるボーイズラブ・ファンのアイデンティティ交渉とLGBTに向けるまなざし） BLは政治的であり個人的だ。アジアではBLが独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性ー世界のBL、LGBT（Q）、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣