免疫の意味論

多田富雄 青土社メンエキ ノ イミロン タダ,トミオ 発行年月：1993年04月 ページ数：236p サイズ：単行本 ISBN：9784791752430 第1章　脳の「自己」と身体の「自己」／第2章　免疫の「自己」中心性ー胸腺と免疫の内部世界／第3章　免疫の認識論ーネットワーク説をめぐって／第4章　体制としての免疫ーインターロイキン王国の興亡／第5章　超システムとしての免疫ー自己の成立機構／第6章　スーパー人間の崩壊ー免疫系の老化／第7章　エイズと文化ーRNAウイルス遺伝子の謀略／第8章　アレルギーの時代ーあるいは相互拒否の論理／第9章　内なる外ー管としての人間／第10章　免疫系の叛乱ー自己寛容と自己免疫／第11章　免疫からの逃亡ー癌はなぜ排除されないか／第12章　解体された「自己」ー再び「自己」について 「非自己」から「自己」を区別して、個体のアイデンティティを決定する免疫。臓器移植、アレルギー、エイズなどの社会的問題との関わりのなかで、「自己」の成立、崩壊のあとをたどり、個体の生命を問う。 本 美容・暮らし・健康・料理 健康 家庭の医学