記憶がなくなるその時まで 認知症になった私の観察ノート

認知症になった私の観察ノート ゲルダ・サンダース 藤澤 玲子 新曜社キオクガナクナルソノトキマデ ゲルダ サンダース フジサワ レイコ 発行年月：2019年03月25日 予約締切日：2019年02月27日 ページ数：336p サイズ：単行本 ISBN：9784788516250 サンダース，ゲルダ（Saunders,Gerda） 1949年南アフリカに生まれ、1984年アメリカに移住。ユタ大学英語学の博士号を取得し、退職するまで同大学でのジェンダースタディー・プログラムの副所長を務めた。夫と共にユタ州ソルトレイク市に住む 藤澤玲子（フジサワレイコ） フリーライター、翻訳家。1996年同志社大学文学部卒。2006年ニューヨーク州立大学アルバニー校経営学修士課程修了。現在は福井大学子どものこころの発達センター研究補助員として勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 自分が誰だかわからなくなる前に自分を語る／量子的パフアダーと記憶の断片／消えていく自己の文法／壊れてしまった脳／狂気と愛／死に向かう変身／あえて名前を言わない出口 ジェンダー研究者だった著者はある日、認知症の診断を受ける。脳が壊れていくーしかし、書くことだけはなんとか可能だった。子ども時代のこと、家族のこと、生活のこと、症状や日常の失敗のこと。自らの観察者となってノートに綴ることが、自分を見つける方法となった。そして迎えるであろう、記憶を、心を失ってしまう時について、ある決断に至る。冷静な観察とユーモア、人間への洞察に満ちた希有な記録。 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(外国） 人文・思想・社会 ノンフィクション ノンフィクション(外国）