ヤマト王権誕生の礎となったムラ 唐古・鍵遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」135)

シリーズ「遺跡を学ぶ」　135 藤田 三郎 新泉社ヤマトオウケンタンジョウノイシズエトナッタムラ　カラコカギイセキ フジタ サブロウ 発行年月：2019年04月03日 予約締切日：2019年03月14日 ページ数：96p サイズ：単行本 ISBN：9784787719355 藤田三郎（フジタサブロウ） 1957年、奈良県生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良県田原本町教育委員会文化財保存課長を経て、現在、田原本町埋蔵文化財センター長（田原本町教育委員会事務局文化財保存課主幹）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　弥生研究の基礎をつくった遺跡（はじまりは「鍵の遺跡」／証明された弥生時代の農耕／遺跡保存へ向けて）／第2章　明らかになる大規模弥生集落（唐古・鍵遺跡の建物構成／中枢部はどこか／多重環境と井戸／分村と墓）／第3章　拠点集落の生産力（土器・土製品の生産と交流／木器・木製品の生産／石器・石製品の生産／布・編み物製品の生産／青銅製品の生産）／第4章　唐古・鍵ムラの精神生活（描かれた弥生神話／清水風ムラは、唐古・鍵ムラの祭場か／記号土器／魔除けにされたイノシシの下顎骨／道教と禹餘粮）／第5章　唐古・鍵ムラの終焉とその後（ムラ環境の変化／唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ／王権誕生の地） 奈良盆地中央に位置する弥生時代の大環濠集落、唐古・鍵ムラは列島の西と東を結び、七〇〇年間繁栄をつづけた。幾重もの環濠に囲まれたこの大集落によってクニへの道が築かれ、纒向遺跡へ、伝説の王宮の地へとつながってゆく。ヤマト王権が誕生する礎となった遺跡を解説する。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

著:藤田三郎
出版社:新泉社
発売日:2019年04月
シリーズ名等:シリーズ「遺跡を学ぶ」 １３５
キーワード:やまとおうけんたんじようのいしずえとなつた ヤマトオウケンタンジヨウノイシズエトナツタ ふじた さぶろう フジタ サブロウ