趣味の社会学 文化・階層・ジェンダー [ 片岡 栄美 ]

文化・階層・ジェンダー 片岡 栄美 青弓社シュミノシャカイガク カタオカ エミ 発行年月：2019年09月24日 予約締切日：2019年09月23日 ページ数：380p サイズ：単行本 ISBN：9784787234568 片岡栄美（カタオカエミ） 駒澤大学文学部教授。専攻は文化社会学、社会階層論、教育社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　文化的平等神話／第1章　趣味の社会学の成立と展開／第2章　文化資本、ハビトゥス、実践／第3章　階級・階層から差異の空間へ／第4章　文化的オムニボアと象徴的境界ー現代の文化資本とは何か／第5章　写真イメージにみる美的性向／第6章　文化消費の構造と階層・ジェンダー／第7章　階層再生産と文化的再生産のジェンダー構造ー地位形成に及ぼす読書文化と芸術文化の効果／第8章　教育達成過程における家族の教育戦略とジェンダーー文化資本効果と学校外教育投資効果のジェンダー差を中心に／第9章　ジェンダーと文化ーなぜ男の子はスポーツで、女の子はピアノなのか／第10章　バウンダリー・ワークとしての友人選択とハビトゥスー友人選択の基準にみる象徴的境界とライフスタイルの諸類型／第11章　階級のハビトゥスとしての文化弁別力とその社会的構成ー文化の評価システムと社会階層 ピエール・ブルデューの問題関心を共有したうえで、社会調査や計量分析を基に、現代日本における文化的オムニボア（文化的雑食性）という特性とジェンダーによる文化の差異を浮き彫りにする。そして、日本で文化の再生産が隠蔽されてきたメカニズムを解き明かす。 本 人文・思想・社会 社会 社会学 エンタメ・ゲーム サブカルチャー