現代独仏民事責任法の諸相

中原 太郎 商事法務ゲンダイドクフツミンジセキニンホウノショソウ ナカハラ タロウ 発行年月：2020年04月03日 予約締切日：2020年02月27日 ページ数：592p サイズ：単行本 ISBN：9784785727802 中原太郎（ナカハラタロウ） 東京大学准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　論考（「機会の喪失」論の比較法的位相／2つのcoh´erence論からみるフランス不法行為法ー保険と刑事責任との狭間で／フランス民事責任法における損害軽減義務をめぐる議論の動向／フランス法上のいわゆる「不安損害」についてー携帯電話基地局訴訟とアスベスト訴訟とを例に／ドイツにおける衡平責任（Billigkeitshaftung）ー責任無能力者による加害行為への法的対応　ほか）／第2部　講演（不法行為責任と契約責任の関係／フランス人身侵害賠償法／私法における利益の吐出しー現状の確認と将来の展望／21世紀におけるドイツ民法の領域にとっての比較法の意義／フランス民事責任法改正へのもう一つの視線ーその関与者およびプロセスが改正の性質および内容に及ぼす影響　ほか） 多角的な分析・検討によって、ドイツ・フランスの民事責任法の現状を浮き彫りにし、日本における民事責任法のこれからの姿を探る。 本 人文・思想・社会 法律 法律