入門複素関数

川平 友規 裳華房ニュウモンフクソカンスウ カワヒラトモキ 発行年月：2019年02月03日 予約締切日：2018年10月10日 ページ数：240p サイズ：単行本 ISBN：9784785315795 川平友規（カワヒラトモキ） 東京工業大学理学院数学系准教授。博士（数理科学）。専門は複素解析、複素力学系理論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　複素数と指数関数／2　複素関数の微分／3　複素線積分／4　留数定理／5　正則関数の諸性質／付録A　微分積分学の重要事項／付録B　εーδ論法による複素関数論／付録C　べき級数と正則関数の局所理論 実数の微分積分学から、複素数の微分積分学へ。類似と相違をつねに意識し、理解と記憶をサポート。既知の概念（指数関数、微分係数、定積分…）が複素数に拡張されていく様子が、豊かな視覚的表現と確かな数学的表現で語られる。大学の教程で標準的な「留数定理」と「実関数の積分への応用」、発展的な「ルーシェの定理」まで、デリケートな「一様収束」や「べき級数」の一般論（これらは付録で扱う）は避けながら、理論的に自己完結するスタイルも新しい。 本 科学・技術 数学

出版社名：裳華房
著者名：川平友規
発行年月：2019年02月
キーワード：ニュウモン フクソ カンスウ、カワヒラ,トモキ

実数の微分積分学から、複素数の微分積分学へ。類似と相違をつねに意識し、理解と記憶をサポート。既知の概念(指数関数、微分係数、定積分...)が複素数に拡張されていく様子が、豊かな視覚的表現と確かな数学的表現で語られる。大学の教程で標準的な「留数定理」と「実関数の積分への応用」、発展的な「ルーシェの定理」まで、デリケートな「一様収束」や「べき級数」の一般論(これらは付録で扱う)は避けながら、理論的に自己完結するスタイルも新しい。