支配の政治理論

田上孝一 社会評論社シハイ ノ セイジ リロン タガミ,コウイチ 発行年月：2018年12月 予約締切日：2018年12月15日 ページ数：269p サイズ：単行本 ISBN：9784784515660 第1部　政治支配の思想史（プラトンの支配論ー魂への配慮としての政治／マキァヴェッリの支配論ーその近代性に関する若干の指摘／スピノザの支配論ー個人・社会・国家の安定化機能としての宗教／アダム・スミスの支配論ー支配を必要としない社会のしくみを描く／J．S．ミルの支配論ー政府の強制的介入を通じた幸福の最大化／マルクスの支配論ー生産力の制御とゲノッセンシャフト／ニーチェの支配論ー「力への意志」における支配概念の考察／ベルクソンの支配論ー社会的抵抗の目的と動機／フランクフルト学派の支配論ー“支配の理性”と“支配批判の理性”）／第2部　政治支配と現代（リベラリズムと支配ーロールズのリベラリズムと非支配としての自由／コミュニタリアニズムと支配ー公・私・共の三領域とその緊張関係の擁護／功利主義と支配ーリバタリアン・パターナリズムの擁護論から／グローバリゼーションと支配ー植民地主義の悪性を題材として／バイオテクノロジーと支配ーフーコーの司牧権力の観点から／支配の経済学ー自由な経済学における二重の支配／支配の社会学ーウェーバーの支配論／支配の神学ー無支配を目指す未来学） “政治支配”をめぐる思想史的解明と現代における社会思想的分析。 本 人文・思想・社会 政治

“政治支配”をめぐる思想史的解明と現代における社会思想的分析。