生命の谺 川端康成と「特攻」

多胡吉郎 現代書館イノチノコダマ　カワバタヤスナリトトッコウ タゴキチロウ 発行年月：2022年02月21日 予約締切日：2022年01月20日 ページ数：352p サイズ：単行本 ISBN：9784768459164 多胡吉郎（タゴキチロウ） 作家。1956年生まれ。東京大学文学部国文学科卒。1980年、NHK入局。ディレクター、プロデューサーとして多くの番組を手がける。ロンドン勤務を最後に2002年に独立、英国を拠点に文筆の道に入る。2009年に帰国、活動拠点を日本に移す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 赤い靴を履いた海軍少佐／私信が語る川端の「特攻」体験／記録、証言に見る報道班員・川端康成／特攻の町、鹿屋／『英霊の遺文』／川端が出会った特攻隊員たち　その一／川端が出会った特攻隊員たち　その二／『生命の樹』／「特攻」体験から『生命の樹』へ／「特攻」体験の揺曳ー『虹いくたび』を中心に／再びの鹿屋、忍び寄る「特攻」／「特攻」に死す。三島由紀夫との葛藤／生と死の坩堝に 1945年4月、川端康成は鹿児島県鹿屋の特攻基地に降り立った。没後50年、初めて問われる文豪の「特攻」体験。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

1945年4月、川端康成は鹿児島県鹿屋の特攻基地に降り立った。没後50年、初めて問われる文豪の「特攻」体験。