時を漂う感染症:国際法とグローバル・イシューの系譜

国際法とグローバル・イシューの系譜 新垣 修 慶應義塾大学出版会トキヲタダヨウカンセンショウ アラカキ オサム 発行年月：2021年08月13日 予約締切日：2021年07月22日 ページ数：370p サイズ：単行本 ISBN：9784766427622 新垣修（アラカキオサム） 沖縄出身。国際基督教大学（ICU）教養学部教授。PhD　in　Law（Victoria　University　of　Wellington）。国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）法務官補、国際協力機構（JICA）ジュニア専門員、ハーバード大学ロースクール客員フェロー、東京大学大学院総合文化研究科客員准教授、関西外国語大学外国語学部教授、広島市立大学国際学部教授などを経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1編　1851年ー1940年代中頃（1851年ー1890年代ー国際衛生会議と国際衛生条約／1900年代ー1910年代ー東方の脅威からの防衛／1920年代ー欧州から世界へ／1930年代ー海陸から空へ）／第2編　1940年代後半ー1970年代（1940年代後半ーWHOの誕生／1950年代ー国際衛生規則／1960年代ー1970年代ー国際保健規則）／第3編　1980年代ー2020年（1980年代ー1990年代ー国際人権法との連動／2000年代ー国際保健規則の再生を目指して／2010年代ー安全保障との連動／2020年代ーCOVIDー19（新型コロナウイルス感染症）と新たな課題）／第4編　グローバル・イシュー（感染症医薬品と特許権／ワクチン／生物兵器とバイオテロ／時を漂う感染症ーレジーム論から見る国際法の軌跡） ペスト、コレラ、天然痘、エイズ、SARS、新型コロナウイルス感染症…。国際社会において感染症と国際法がどのように交わり、変化し、次の世代にどう継承されていったのか？どのアクターが、いつ、どのように、なぜ、感染症をめぐる国際法に変化をもたらしたのか？感染症と国際法の関係の系譜を辿ることにより、その変化の様相を可視化する。国際体制の変容や、国益・脅威に関する認識の（再）構成、科学・医学の発展といった、変化の背景にあった諸要因にも意識を向ける。 本 人文・思想・社会 法律 法律