中国外交と台湾 「一つの中国」原則の起源 [ 福田円

「一つの中国」原則の起源 福田円 慶應義塾大学出版会チュウゴク ガイコウ ト タイワン フクダ,マドカ 発行年月：2013年02月 ページ数：418p サイズ：単行本 ISBN：9784766420104 福田円（フクダマドカ） 国士舘大学21世紀アジア学部准教授。1980年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。博士（政策・メディア）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　中国外交と台湾／第1章　第一次台湾海峡危機と「二つの中国」問題の生起（一九五四ー一九五五年）／第2章　「平和共存」の時代と「二つの中国」問題の深刻化（一九五五ー一九五七年）／第3章　第二次台湾海峡危機と「一つの中国」論の生起（一九五八年）／第4章　中ソ対立と「一つの中国」論の動揺（一九五八ー一九六一年）／第5章　「大陸反攻」への反対と「一つの中国」論の確認（一九五九ー一九六二年）／第6章　冷戦構造の多極化と「一つの中国」原則の形成（一九六二ー一九六五年）／結論　「一つの中国」原則の起源とその論理 朝鮮戦争停戦から文革前夜へと至る、台湾問題をめぐる中国の政治外交史を、「一つの中国」原則の起源という視点から論じる。中国と台湾の史料を中心とするマルチ・アーカイブを駆使して、「台湾解放」から「一つの中国」へと移行する毛沢東外交のプラグマティックな側面を浮き彫りにした、注目の書。 本 人文・思想・社会 政治