ときどき作家宋恵媛望月優大柏書房ミッコウノチセンタクソンヘウォンモチヅキヒロキ発行年月：2024年01月12日予約締切日：2023年12月01日ページ数：336p サイズ：単行本 ISBN：9784760155569 宋恵媛（ソンヘウォン）博士（学術）望月優大（モチズキヒロキ）ライター。著書に『ふたつの日本ー「移民国家」の建前と現実』（講談社現代新書、2019年）。認定NPO法人難民支援協会が運営するウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』の編集長を務める。様々な社会問題に取り組む非営利団体の支援にも携わっている田川基成（タガワモトナリ）写真家。長崎県出身。土地と記憶、移民と文化などをテーマに作品を撮る。千葉に暮らすムスリムのバングラデシュ移民家族の5年間の生活を写した「ジャシム一家」で第20回三木淳賞。故郷・長崎の離島沿岸部への約4年に渡る旅を記録した写真集『見果てぬ海』（赤々舎）で2022年日本写真協会新人賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）密航1946／第1章　植民地の子ども（朝鮮　1911ー24／日本　1924ー44／朝鮮　1944ー46）／送還　1946／第2章　洗濯屋の家族（尹紫遠　ユンジャウォン／大津登志子　おおつとしこ／泰玄　テヒョン　たいげん／逸己　いつこ　イルギ） 1946年夏。朝鮮から日本へ、男は「密航」で海を渡った。日本人から朝鮮人へ、女は裕福な家を捨てて男と結婚した。貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。蔚山、釜山、山口、東京ー洗濯屋の「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群を手がかりに、100年を超える家族の歴史をたどる。本人文・思想・社会歴史伝記（外国）