アインシュタインvs．量子力学 ミクロ世界の実在をめぐる熾烈な知的バトル

ミクロ世界の実在をめぐる熾烈な知的バトル 森田邦久 化学同人アインシュタイン バーサス リョウシ リキガク モリタ,クニヒサ 発行年月：2015年01月14日 予約締切日：2015年01月09日 ページ数：336p サイズ：単行本 ISBN：9784759815948 森田邦久（モリタクニヒサ） 1971年兵庫県生まれ。大阪大学基礎工学研究科・文学研究科修了。博士（理学）と博士（文学）を取得。早稲田大学高等研究所准教授などを経て、2013年から九州大学基幹教育院准教授。専門は科学哲学、科学史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 古典論の危機と量子論の誕生／第1部　量子論の創始者としてのアインシュタイン（アインシュタインによる革命ー粒子としての光／ボーアによる革命ー飛躍する量子／アインシュタインによる二度目の革命ー因果律の危機）／第2部　量子力学の誕生（量子力学の完成ーついに全貌を見せた新しい力学／不確定性関係の発見ー位置と運動量は同時に測定できない／相補性概念の発見ー測定装置と対象は切り離せない）／第3部　量子力学の反対者としてのアインシュタイン（可動式二重スリットの思考実験ー不確定性関係は成り立っているか／光子箱の思考実験ー相互作用なしで測定は可能か／FPRの思考実験その1ー量子力学は完全か／FPRの思考実験その2ー自然界に非局所性はあるのか）／第4部　アインシュタインはまちがっていたのか（多世界解釈と軌跡解釈ー量子力学の解釈のさまざまな試み／時間対称的な解釈ー過去と未来が現在を決める） アインシュタインは本当にまちがっていたのか！？天才物理学者が生涯をかけてつらぬいた量子力学批判。その意義を問い直し、新たな解釈に挑む。量子力学は不完全なのか。量子力学は実在の世界をとらえているか？ 本 科学・技術 物理学