豊臣政権の形成過程と大坂城 （日本史研究叢刊　34）

日本史研究叢刊　34 中村博司　著 和泉書院トヨトミセイケンノケイセイカテイトオオサカジョウ ナカムラヒロシ 発行年月：2019年12月25日 予約締切日：2019年11月30日 ページ数：404p サイズ：全集・双書 ISBN：9784757609167 中村博司（ナカムラヒロシ） 1948年滋賀県大津市生。1972年滋賀大学教育学部卒業。1974年より大阪城天守閣学芸員。2000年より大阪城天守閣館長（2007年退職）。2009年龍谷大学大学院文学研究科修士課程、2017年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士（大阪大学）。この間、大阪産業大学・大阪樟蔭女子大学・帝塚山学院大学・龍谷大学で非常勤講師を勤める。また、（公財）日本城郭協会評議員・甲府城石垣整備活用等調査委員会委員（山梨県）・大坂城石垣整備委員会委員（大阪市）などを歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 豊臣政権形成過程についての研究史／第1部　豊臣政権の形成過程をめぐって（「清須会議体制」下の羽柴秀吉の政治的立場と課題ーその居城構築と洛中支配・居所のあり方をめぐって／本願寺の貝塚・天満移座と羽柴秀吉の紀州攻めについて／「大坂遷都論」再考ー羽柴秀吉の政権構想をめぐって／羽柴秀吉の五畿内支配構想ー大村由己「柴田退治記」の史料批判を通じて／天正十〜十三年における三好信吉（豊臣秀次）の動向について／大阪築城工事開始頃の秀吉縁者の居所と行動ー『大日本史料』十一編之四所収、二通の羽柴秀吉書状の検討を通じて）／第2部　大坂城の構築と秀吉の政権構想をめぐって（大坂城本丸普請をめぐる諸問題ー石垣用材の搬入・積み上げと普請の実態をめぐって／豊臣期大坂の「惣構」をめぐる諸問題／慶長三〜五年の大坂城普請についてー「三之丸築造」をめぐる諸問題／豊臣秀吉による京・大坂の居城構築とその政権構想ー大坂城と妙顕寺城・聚楽第・伏見城の造営をめぐって／松平忠明の大阪城「三ノ丸懐平・市街地開放」をめぐって）／本研究のまとめと今後の課題 本 人文・思想・社会 歴史 日本史