精神分析新時代―トラウマ・解離・脳と「新無意識」から問い直す

岡野憲一郎 岩崎学術出版社セイシンブンセキシンジダイ オカノケンイチロウ 発行年月：2018年11月26日 予約締切日：2018年11月09日 ページ数：288p サイズ：単行本 ISBN：9784753311484 岡野憲一郎（オカノケンイチロウ） 1982年東京大学医学部卒業、医学博士。1982〜85年東京大学精神科病棟および外来部門にて研修。1986年パリ、ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米、1989〜93年オクラホマ大学精神科レジデント、メニンガー・クリニック精神科レジデント。1994年ショウニー郡精神衛生センター医長（トピーカ）、カンザスシティー精神分析協会員。2004年4月に帰国、国際医療福祉大学教授を経て、現職、京都大学大学院教育学研究科臨床心理実践学講座教授。米国精神科専門認定医、国際精神分析協会、米国及び日本精神分析協会正会員、臨床心理士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　精神分析理論を問い直す（精神分析の純粋主義を問い直す／解釈中心主義を問い直す（1）ーQOL向上の手段としての解釈／解釈中心主義を問い直す（2）ー共同注視の延長としての解釈／転移解釈の特権的地位を問い直す／「匿名性の原則」を問い直す／無意識を問い直すー自己心理学の立場から／攻撃性を問い直す／社交恐怖への精神分析的アプローチを問い直す／治療の終結について問い直すー「自然消滅」としての終結）／第2部　トラウマと解離からみた精神分析（トラウマと精神分析／解離の治療／境界性パーソナリティ障害を分析的に理解する／乖離の病理としての境界性パーソナリティ障害）／第3部　未来志向の精神分析（治療的柔構造の発展形ー精神療法の「強度」のスペクトラム／死と精神分析／分析家として認知療法と対話する／脳からみえる「新無意識」／精神分析をどのように学び、学びほぐしたか？） 本 人文・思想・社会 心理学 臨床心理学・精神分析