ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度

名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ　IIー12 ジョン・クラカワー 菅野楽章 亜紀書房ミズーラ ジョン クラカワー カンノトモアキ 発行年月：2016年09月28日 予約締切日：2016年09月27日 ページ数：516p サイズ：単行本 ISBN：9784750514420 クラカワー，ジョン（Krakauer,Jon） 1954年生まれ。ジャーナリスト、作家、登山家。当事者のひとりとして96年のエベレスト大量遭難事件を描いた『空へ』（文藝春秋、ヤマケイ文庫）、映画化された『荒野へ』（集英社）など、山や過酷な自然環境を舞台に自らの体験を織り交ぜた作品を発表していたが、2003年『信仰が人を殺すとき』（河出書房新社）以降は、宗教や戦争など幅広いテーマを取り上げている 菅野楽章（カンノトモアキ） 1988年東京生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。訳書にブレット・イーストン・エリス『帝国のベッドルーム』（河出書房新社）がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　アリソン／第2部　掟の門前に門番が立っている／第3部　望まない注目／第4部　正義の秤／第5部　陪審裁判／第6部　後遺症 モンタナ州第2の都市、ミズーラ。この町のシンボルは、15，000人の学生が通い、800人以上の教員が勤めるモンタナ大学である。同大学のアメフトチーム「グリズリーズ」は、市民たちの誇りでもあった。だが、2010年から2012年にかけてグリズリーズの選手たちが引き起こした複数のレイプ事件が明るみに出ると、静かな大学町は騒然となる。被害者への誹謗中傷、理解を示さない警察、事件を起訴しない検察、加害者の特権意識、世間の偏見…なぜ加害者は町ぐるみで守られるのか。なぜ被害者たちが、捜査と裁判の過程でセカンドレイプに苦しまねばならないのか。詳細なインタビューと丹念な取材を通して、レイプスキャンダルの真相と司法制度の矛盾に斬り込む傑作ノンフィンション。 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(外国） 人文・思想・社会 ノンフィクション ノンフィクション(外国）