キレイならいいのか――ビューティ・バイアス (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

ビューティ・バイアス 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ1　8 デボラ・L・ロード 栗原 泉 亜紀書房キレイナライイノカ デボラエルロード クリハライズミ 発行年月：2012年02月24日 予約締切日：2012年02月23日 ページ数：288p サイズ：単行本 ISBN：9784750512037 ロード，デボラ・L．（Rhode,Deborah L.）（ロード，デボラL．） スタンフォード大学法科大学院アーネスト　W．マクファーランド冠教授。法曹倫理と専門職責任の分野における第一人者の一人。法曹界の規制や改革に関する著作が多く、法曹倫理で最も多く引用される研究者である。また、女性の法的地位およびフェミニズム法律学の研究者としても知られ、「アメリカ法曹協会（ABA）女性法律家委員会」委員長および「スタンフォード大学女性とジェンダー研究所」所長を務めている。「アメリカ・ロースクール協会」の前代表でもある 栗原泉（クリハライズミ） 翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　些末なことが大事なことー女たちが支払っている代償／第2章　容姿の重要性と、ひとをマネる代償／第3章　美の追求は割に合う？／第4章　際限のない批判合戦／第5章　外見で人を判断するなー不当な差別／第6章　新しく作るか、あるものを使うかー法の枠組み／第7章　改革に向けての戦略 容姿による差別を問題にすると、「ほかにもっと大きな問題があるのになぜそんなことを」と言われてしまう。しかし、その小さなことに、年400億ドル（ダイエット）、180億ドル（化粧品）が費やされ、就職差別があり、生涯賃金まで違ってくる。一方で米国民の5分の1が基本的な医療サービスも受けられない。しかし、名だたるフェミニストさえ豊胸手術をし、すね毛を剃り、ハイヒールを履く。この難問に著者はどういう解を導き出すのか？「小さいけれど、大事なこと」についての一考察。 本 人文・思想・社会 社会 社会学