〈ロシア〉が変えた江戸時代 世界認識の転換と近代の序章

世界認識の転換と近代の序章 歴史文化ライブラリー　613 岩崎　奈緒子 吉川弘文館ロシアガカエタエドジダイ イワサキ　ナオコ 発行年月：2024年11月26日 予約締切日：2024年09月07日 ページ数：240p サイズ：全集・双書 ISBN：9784642306133 岩崎奈緒子（イワサキナオコ） 1961年、宮崎県に生まれる。現在、京都大学総合博物館教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 福澤諭吉の文明観の起源ープロローグ／世界を学ぶ（日本の北辺で何が？／ロシアの「出現」／世界研究のはじまり／ヨーロッパとは何か）／ヨーロッパと対峙する（初めての対ロシア外交／幕府、蝦夷地を囲い込む／「鎖国」外交の成立）／ヨーロッパを受容し、ヨーロッパに対抗する（司馬江漢と本多利明／つながる世界と日本の自画像／「科学」と「技術」の獲得に向けて）／将軍への忠義の行く先ーエピローグ 江戸後期の日本が、ヨーロッパの先進性を認識したきっかけはロシアの脅威であった。急速に深まる世界研究の動向や、ヨーロッパに対峙する「鎖国」外交の成立の経緯をたどり、日本の近代化の土台が固まる様を描く。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史