漢字の社会史 東洋文明を支えた文字の三千年 （読みなおす日本史）

東洋文明を支えた文字の三千年 読みなおす日本史 阿辻哲次 吉川弘文館カンジ ノ シャカイシ アツジ,テツジ 発行年月：2013年01月 ページ数：234p サイズ：全集・双書 ISBN：9784642063890 阿辻哲次（アツジテツジ） 1951年大阪市に生まれる。京都大学文学部中国文学科卒業、同大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　文字と古代国家（神聖な文字／記録の素材と内容／記録の方法）／第2章　国家と行政と文字（国家統一書体の完成／行政の現場から／記録素材の変化ー竹から紙へ）／第3章　規範の確立（紙の登場と印刷の時代／王羲之の果たした役割ー書家と文字規範／漢字教育の歩み／漢字の字形の整理ー『千禄字書』／印刷のはじまりとその影響）／第4章　東アジアの文字事情（漢字を媒介とした文化圏／古代日本と漢字／文字と外交）／終章　二十一世紀と漢字 漢字は中国語を表記する文字でありながら、今日まで日本人の言語生活・文字文化に絶大な影響を与え続ける。漢字への人間の関わりを軸に、成立から現在までの漢字の歴史を、豊富なエピソードを交えながら述べた名著。 本 語学・学習参考書 語学学習 中国語 人文・思想・社会 歴史 日本史