隋唐朝貢体制と古代日本 [ 榎本　淳一 ]

榎本　淳一 吉川弘文館ズイトウチョウコウタイセイトコダイニホン エノモト　ジュンイチ 発行年月：2024年12月03日 予約締切日：2024年09月07日 ページ数：320p サイズ：単行本 ISBN：9784642046855 榎本淳一（エノモトジュンイチ） 1958年秋田県に生まれる。現在、大正大学特遇教授・博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　本書の視角と構成／第1部　朝貢体制と古代日本の国際関係（隋唐朝の朝貢体制の構造と展開／遣唐使の役割と変質／外国使節の来航／東アジア世界の変貌と鞠智城ー国際環境から見た九世紀以降の鞠智城／『隋書』倭人伝について）／第2部　礼制・仏教・律令制の伝来・受容（推古朝の迎賓儀礼の再検討／『江都集礼』の編纂と意義・影響／日本古代における仏典の将来について／「東アジア世界」における日本律令）／第3部　人物の交流（来日した唐人たち／劉徳高に関する基礎的考察／陸善経の著作とその日本伝来／異言語接触。通訳・翻訳）／終章　本書の成果と課題 朝貢体制という国際秩序に参入した古代日本は、その中心である隋唐をはじめ、朝鮮半島、渤海などの周辺諸国とどのような関係を築いたのか。遣隋使・遣唐使や来日外国使節の外交、先進文化である礼制・仏教・律令制の伝来と受容、唐人との交流など、主に日中関係から分析。東アジア文化圏という視座から東部ユーラシア論に一石を投じる注目の書。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史