文化遺産と〈復元学〉: 遺跡・建築・庭園復元の理論と実践

遺跡・建築・庭園復元の理論と実践 海野　聡 吉川弘文館ブンカイサントフクゲンガク ウンノ　サトシ 発行年月：2019年11月25日 予約締切日：2019年09月21日 ページ数：344p サイズ：単行本 ISBN：9784642016629 海野聡（ウンノサトシ） 1983年、千葉県生まれ。2009年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退。2009〜18年、奈良文化財研究所研究員。現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授、博士（工学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　復元学の概念ー理論編（復元学の概念と目的／考証学による復古から建築史学による復元へ／復元学の照射範囲ー課題抄出のための覚書／ヨーロッパに於けるリコンストラクションー再建建築の世界遺産登録）／第2部　考証学と復元学ー事例編（近世における内裏の復元考証／平安神宮にみる考証と復元のはざま／登呂遺跡復元住居（1951）の同時代性ー建築史家・関野克による住居復元案の形成過程／建築史家・大岡實の復元建築ー鉄筋コンクリート造による創建時代の「造形感覚」の再現／歴史的な庭園の復元ー森蘊の「復元的研究」を通して／ポンペイにおける庭園の発掘とその復元）／第3部　復元学の現在と未来（縄文時代の建物復元事例ー御所野遺跡から／史跡整備の実務に関わる「実験考古学」的手法／「バルセロナパビリオン」と「夏の家」にみる復元／復元学の方法論の提言） 失われた歴史遺産を再生する復元はいかに行われるのか。古代から現代における国内外の遺跡や建物、庭園、美術品の復元を検討。文化財・文化遺産の保存・活用が求められるなか、復元の目的や実情、課題に迫る意欲作。 本 人文・思想・社会 歴史 その他

編:海野聡
出版社:吉川弘文館
発売日:2019年12月
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