虫たちの日本中世史:『梁塵秘抄』からの風景 (叢書・知を究める

『梁塵秘抄』からの風景 叢書・知を究める 植木　朝子 ミネルヴァ書房ムシタチノニホンチュウセイシ ウエキ　トモコ 発行年月：2021年03月10日 予約締切日：2021年01月27日 ページ数：346p サイズ：全集・双書 ISBN：9784623090587 植木朝子（ウエキトモコ） 1967年生まれ。1995年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得満期退学。1998年博士（人文科学）（お茶の水女子大学）。現在、同志社大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序　虫に対する嫌悪と愛着／第1章　中世芸能に舞う虫ー蟷螂・蝸牛／第2章　中世の信仰と刺す虫ー蜂・虱・百足・蚊／第3章　中国文芸と鳴く虫・跳ねる虫ー機織虫・蟋蟀・稲子麿／第4章　王朝物語から軍記物語へ飛び交う虫ー蝶・蛍／第5章　中世の子ども・武将・芸能者たちと遊ぶ虫ー蜻蛉／第6章　中世の意匠と巣を編む虫ー蜘蛛／第7章　中世人が聞いた秋に鳴く虫ー松虫・鈴虫・轡虫／終　豊かなミクロコスモス 本書は、平安時代末の流行歌今様を出発点に、中世の人々と虫の関わりを追いかけ、小さな虫の世界から覗いた中世の風景のささやかであっても豊かな世界を切り取る。私たち現代人の持つ虫への思いは、過去とどのようにつながっているのか、さまざまな文学・芸能・信仰などに現れる虫の姿に導かれながらたどる新しい日本中世史。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧

著：植木朝子
出版社：ミネルヴァ書房
発行年月：2021年03月
シリーズ名等：叢書・知を究める　１９
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