メンタルヘルスの理解のために:こころの健康への多面的アプローチ

こころの健康への多面的アプローチ 松本　卓也 武本　一美 ミネルヴァ書房メンタルヘルスノリカイノタメニ マツモト　タクヤ タケモト　カズミ 発行年月：2020年04月10日 予約締切日：2020年03月05日 ページ数：300p サイズ：単行本 ISBN：9784623087426 松本卓也（マツモトタクヤ） 1983年生まれ。自治医科大学大学院医学研究科修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授 武本一美（タケモトカズミ） 現在、京都大学非常勤講師、元京都大学健康科学センター准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　現代のメンタルヘルス（現代人のメンタルヘルスー代表的な精神障害とその対策／大学生のメンタルヘルスー大学の診療所から／メンタルヘルスを支えるしくみー精神保健福祉と制度精神療法）／第2部　日本のメンタルヘルスのこれまで（日本の精神医療の歴史ー精神障害者の処遇に着目して／洛北岩倉と精神医療ー地域で患者を介護していくための手がかりを求めて／日本の文化と心の病いー柳田國男の視点より／精神の病いとその治癒の場をめぐる逆説ーアジール／アサイラム論の観点から）／第3部　メンタルヘルスをめぐるこれから（当事者研究の歴史ー障害者運動と依存症自助グループの出会い／ミーティング文化の導入ー制度精神療法、オープンダイアローグ、自助グループ／認知症の現在ー認知症の「社会」化から見えてくるもの／スピリチュアルペイント現象学的アプローチー実存的苦悩を体験から捉えるために） 昨今注目が集まるメンタルヘルス（こころの健康）を、多彩なアプローチからとらえる書。ー本書では、具体的事例とともに「現代のメンタルヘルス」を理解し（第1部）、日本の精神医療をめぐる知られざる歴史をひも解く（第2部）。そして最終部では、「当事者研究」「オープンダイアローグ」に至るまで、広く先進的実践を具体的に紹介し（第3部）、真の「メンタルヘルス」実現へのあり方を探る。京都大学の教養講義を中心に編まれた、どの章も新たな気づきに出会える一冊。どこから読んでも面白い、メンタルヘルスの世界へと誘う「読む　京大・教養講義」。 本 人文・思想・社会 心理学 心理学一般 医学・薬学・看護学・歯科学 臨床医学専門科別 精神医学

編著:松本卓也　編著:武本一美
出版社:ミネルヴァ書房
発売日:2020年04月
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