格差で読み解くグローバル経済:不寛容の拡がりに共生を問う

不寛容の拡がりに共生を問う 溝口　由己 ミネルヴァ書房カクサデヨミトクグローバルケイザイ ミゾグチ　ユウキ 発行年月：2018年10月24日 予約締切日：2018年09月24日 ページ数：264p サイズ：単行本 ISBN：9784623083206 溝口由己（ミゾグチユウキ） 1966年愛知県生まれ。北京大学経済学博士課程修了。博士（経済学）。現在、新潟大学人文社会科学系（経済学部）准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　グローバル経済のいまをどう読むかーグローバリゼーションと民主主義のジレンマを超えて／第1章　資本主義経済ではなぜ格差が生まれ、拡大するのかー資本主義の仕組みから考える／第2章　世界各国の経済システムはなぜ違うのかー所得格差の時間的可変性と空間的多様性／第3章　パックス・アメリカーナの衰微とネオブロック化？ー格差・戦争・景気に彷徨うアメリカ経済／第4章　「植民地帝国」フランスはどう変わったのかー「エナルク」階層で見出された二大原石に着目して／第5章　中国経済はどこへ向かうのかーその現在地と今後／第6章　ロシア経済の内実とは何かー格差から見るロシア経済の多様性／第7章　日本の所得再分配政策は機能しているかー税と社会保障による再分配の課題／第8章　東南アジア経済は「中所得国の罠」を克服できるかー中間層拡大と格差問題 世界経済は、行き過ぎたグローバリゼーションからの揺り戻しという大きな転換期に差し掛かっている。先進国における格差拡大の中で、没落する中産階級が民主主義の経路を通じた反乱を起こしていることが、この揺り戻しの原動力である。だが変化は世界で一様に起こっているわけではない。本書では、世界の主要国、地域の現状を、「格差」という補助線から明らかにし、今後の国際秩序展望の一助とする。 本 人文・思想・社会 社会 社会学

本 ISBN:9784623083206 溝口由己／編著 出版社:ミネルヴァ書房 出版年月:2018年10月 サイズ:252P 21cm 経済 ≫ 国際経済 [ 国際経済一般 ] カクサ デ ヨミトク グロ-バル ケイザイ フカンヨウ ノ ヒロガリ ニ キヨウセイ オ トウ 登録日:2018/10/24 ※ページ内の情報は告知なく変更になることがあります。