パウラ・モーダーゾーン=ベッカー ーー 初めて裸体の自画像を描いた女性画家

初めて裸体の自画像を描いた女性画家 バルバラ・ボイス 藤川芳朗 みすず書房パウラモーダーゾーンベッカー バルバラボイス フジカワヨシロウ 発行年月：2020年07月18日 予約締切日：2020年06月12日 ページ数：600p サイズ：単行本 ISBN：9784622089155 ボイス，バルバラ（Beuys,Barbara） 1943年生まれ。大学で歴史、哲学、社会学を学び、出版社勤務を経て著述活動へ。ドイツの傑出した女性たちの評伝を数多く上梓。ヨーゼフ・ボイスは大叔父に当たる。ケルン市在住 藤川芳朗（フジカワヨシロウ） 1944年愛知県に生まれる。ドイツ文学専攻。横浜市立大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） ドレスデンの幼年時代　一八七六ー一八八八年／伯父のオスカールー一家につきまとう影／ブレーメンの少女時代　一八八八年四月ー一八九二年四月／イギリスの叔母の家でー苦しい思いと将来の指針　一八九二年四月ー九月／ふたたびブレーメンでー教員資格試験　一八九三年一月ー一八九六年三月／ベルリンー今は全身が眼となっています　一八九六年四月ー五月／美術史の中の自覚を持った女性たちー“ベルリン女性美術家協会”／色彩への情熱ー両親の家との隔たり　ベルリン、一八九六年十月ー一八九八年五月／ジャンヌ・バウクー女性解放、その渦中に飛び込んだパウラ・ベッカー／『ツァラトゥストラ』の影響下に　ヴォルプスヴェーデ、一八九八年九月ー一八九九年十二月／伝統との断絶ー裸体画とはすなわち裸、ではない／開いた窓辺に立つ、自覚を持った女性　パリ、一九〇〇年一月ー六月／秘密の婚約　ヴォルプスヴェーデ、一九〇〇年九月（I）／僕の友にー私の友に　ヴォルプスヴェーデ、一九〇〇年九月（II）／一つの家族から別な家族へ　ヴォルプスヴェーデ、一九〇一年春／たくさんの別れと一つの新しい始まりと　ヴォルプスヴェーデ、一九〇一年秋と一九〇二年春／口では言えないことを、花に託して告げる　引き続きヴォルプスヴェーデ、一九〇二年ー一九〇三年二月／制作への熱中と生きる喜びの五週間　パリ、一九〇三年二月ー三月／静かな幸せでは不十分だ　ヴォルプスヴェーデ、一九〇三年三月ー一九〇五年二月／愛の二度目の春ー熱望するが失敗に終わる　パリ、一九〇五年二月一四日ー四月七7日／新しい人生のためのひそかな準備　ヴォルプスヴェーデ、一九〇五年四月ー一九〇六年二月／結婚生活を後にするー私の愛は潰えたからです　パリ、一九〇六年二月ー九月／家族のもとに戻るーいくつかの幻想の分だけ乏しくなって　パリ、一九〇六年十月ー一千九〇七年三月／タブーを破るー裸の母と子　引き続きパリ、一九〇七年三月まで／描くことは続けますー醒めた意識の妊娠期間　ヴォルプスヴェーデ、一九〇七年四月ー十月／生と死　ヴォルプスヴェーデ、一千九〇七年十一月 子ども、病いをもつ人、老農婦、母と子、花、そして裸の自画像を描き、画家になることと女性であること、母になることの自然を生きようとしたパウラ。短くも大胆な31年の生をたどる、決定版伝記。代表作32点収録。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 西洋美術 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他