宋代とは何か 最前線の研究が描き出す新たな歴史像

最前線の研究が描き出す新たな歴史像 アジア遊学　277 平田茂樹 山口智哉 勉誠出版ソウダイトハナニカ ヒラタシゲキ ヤマグチトモヤ 発行年月：2022年11月30日 予約締切日：2022年11月23日 ページ数：280p サイズ：全集・双書 ISBN：9784585325239 第1部　政治史・制度史・都城史・法制史（北宋官制の構造と展開ー「元豊官制改革」の歴史的位置づけ／北宋末〜南宋の政治史ー「皇帝親政」と「専権宰相」の時代　ほか）／第2部　社会史・文化史（宋代文士の旅行観ー「遠遊」と「離別」から／宋画研究の現状ー意義の解析を中心として　ほか）／第3部　文学・思想史・宗教史（歐陽脩書簡九十六篇の発見ー新資料発見の経緯と九十六篇の特色／「士」と「農」、「勧農」と「躬耕」ー陸游とその田園詩について　ほか）／第4部　国際関係史（「宋西北辺境軍政文書」と宋代の軍事体制／『中興礼書』から見た高宗弔祭使関連儀礼の諸相　ほか） 東洋史上の画期たる時代をどのように理解すべきかー政治・経済のみならず、文化・思想・芸術・技術等、多種多様な分野において、大きな画期となった中国宋代。二十一世紀に入り、新史料の発掘や新たな史料分析の方法などが進展し、従来の宋代史像への見直しが迫られている。歴史・文学・思想・美術など諸分野の最前線を示す二十二の論考より、多角的視点から宋代を捉えなおし、従来の通説とは異なる、新たな時代像を提示する必読の一書。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史