画期としての室町―政事・宗教・古典学

政事・宗教・古典学 前田雅之 勉誠出版カッキトシテノムロマチ マエダマサユキ 発行年月：2018年10月31日 予約締切日：2018年09月12日 ページ数：544p サイズ：単行本 ISBN：9784585222194 前田雅之（マエダマサユキ） 1954年生まれ。明星大学人文学部教授。専門は古典学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　政事（足利将軍家における政事と文事ー武家執奏・和歌・打聞／室町の「政事」と一揆／「雑務沙汰」覚書　ほか）／2　宗教（泉涌寺の「生身」羅漢ー「汗」をかく羅漢伝承の背景／足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡／秘説のなかの密教と宿神ー室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって　ほか）／3　古典学（兼良と堯孝ー俊成・定家画賛をめぐって／「五音連声」の歌学史／壬生雅久の文事ー「公家の学問と五山」補遺　ほか） それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史