国葬の成立 明治国家と「功臣」の死 [ 宮間純一 ]

明治国家と「功臣」の死 宮間純一 勉誠出版コクソウ ノ セイリツ ミヤマ,ジュンイチ 発行年月：2015年11月 ページ数：277， サイズ：単行本 ISBN：9784585221302 宮間純一（ミヤマジュンイチ） 1982年千葉県生まれ。2012年中央大学大学院博士後期課程修了。博士（史学）。千葉県文書館嘱託職員を経て、現在、宮内庁書陵部研究員および中央大学兼任講師、立正大学非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　明治初期における政府要人の死と「恩賜」／第2章　暗殺と葬儀ー広沢真臣を中心に／第3章　大久保利通の准国葬／第4章　明治初期における皇族の葬儀ー静寛院宮の葬儀を中心に／第5章　最初の国葬ー岩倉具視の葬儀／第6章　国葬の完成ー三條実美の葬儀／第7章　神道碑の下賜／第8章　公葬の拡大ー大名華族の葬儀／終章　まとめと展望 発足当初から国家要人の死に積極的に関与していった明治新政府。権力は「功臣」の死にどのような意味を付与し、いかに装飾・創造していったのかー個人の死が「公」の儀式へと変わっていく様相を体系的に検証し、近代国家形成の装置として導入された「国葬」の歴史的展開を明らかにする。「死」が国家儀式となるときー 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 美容・暮らし・健康・料理 冠婚葬祭・マナー 葬儀 美容・暮らし・健康・料理 冠婚葬祭・マナー しきたり