日本の表装と修理

岩崎奈緒子 中野慎之 勉誠出版ニホンノヒョウソウトシュウリ イワサキナオコ ナカノノリユキ 発行年月：2020年03月31日 予約締切日：2020年03月09日 ページ数：432p サイズ：単行本 ISBN：9784585200734 岩〓奈緒子（イワサキナオコ） 1961年生まれ。京都大学総合博物館教授。専門は日本近世史 中野慎之（ナカノノリユキ） 1985年生まれ。京都府教育庁文化財保護課を経て、文化庁文化財第一課文部科学技官（絵画部門）。専門は美術史 森道彦（モリミチヒコ） 1986年生まれ。京都文化博物館を経て、京都国立博物館研究員（中世絵画）。専門は日本美術史（中・近世絵画） 横内裕人（ヨコウチヒロト） 1969年生まれ。京都府立大学教授。専門は日本中世史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　現代の装〓・文化財修理（装〓師の声を聞くー技術者から見た装〓文化財修理の進化／表具師から装〓師へ／古文書修理の歴史と理念）／第2部　表装の文化史（日本中世の仏画の表装／“東山表具”の成立をめぐる小考／江月宗玩による表具の記録と制作／表装が伝えるものー後水尾院縁の掛軸を事例として／近代日本における中国書画蒐集と表装／近代日本画の材料と表装）／第3部　修理の文化史（平安時代の仏画制作とその修理／前近代における書跡・古文書修理の諸相ー現状維持の理念をめぐって／護持院隆光の寺社修理ー元禄期の奈良を中心に／近代日本画の材料と表装／近世ヨーロッパ美術と修復ー芸術作品の受容史の視点から） 絵画や書、古文書など、紙や絹を用いた文化財は、表装によって、より美しく、より長くその存在を守られ続ける。そして、これらの歴史的遺産を修理・保存し、伝えていくことは、そこに込められた人々の思い・願いをも共有していく営みである。表装や修理は、どのような価値観や思想のもとに行われてきたものなのか。文化財の修理・保存の第一線にあり、その困難な作業の中で、技術者たちはどのような試行錯誤を重ねてきたのか。残し伝えられてきた「モノ」との真摯な対話の中から、表装と修理にまつわる文化史を描き出し、今日の我々にとっての文化財保護の意義と意味を照射する。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他

出版社名：勉誠出版
著者名：岩崎奈緒子、中野慎之、森道彦
発行年月：2020年03月
キーワード：ニホン ノ ヒョウソウ ト シュウリ、イワサキ,ナオコ、ナカノ,ノリユキ、モリ,ミチヒコ

岩崎奈緒子/編集 中野慎之/編集 森道彦/編集 横内裕人/編集/日本の表装と修理、メディア：BOOK、発売日：2020/03、重量：540g、商品コード：NEOBK-2482597、JANコード/ISBNコード：9784585200734