大川周明アジア独立の夢／玉居子精宏

大川周明を所長として、昭和１３年に設立された「東亜経済調査局附属研究所」。２年の教育機関を経て、南方各地に飛んでいった卒業生たちは、どんな役割を担ったのか？　その実態を、卒業生の証言を基に掘り起こす。

■カテゴリ：中古本
■ジャンル：政治・経済・法律 外交・国際関係
■出版社：平凡社
■出版社シリーズ：平凡社新書
■本のサイズ：新書
■発売日：2012/08/01
■カナ：オオカワシュウメイアジアドクリツノユメ タマイコアキヒロ

志を継いだ青年たちの物語 平凡社新書 玉居子精宏 平凡社オオカワ シュウメイ アジア ドクリツ ノ ユメ タマイコ,アキヒロ 発行年月：2012年08月 ページ数：305p サイズ：新書 ISBN：9784582856514 玉居子精宏（タマイコアキヒロ） 1976年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2004年、戦時中ベトナムに存在した日本の外地校「南洋学院」の取材を開始。05年ベトナム・ホーチミン市に移住。07年に帰国後も個人の記憶を通じて戦争の時代を辿る作業を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　南進日本の「眼・耳・手足」となれ／第2章　マレー作戦の裏側で／第3章　ビルマ独立への共闘とその限界／第4章　ベトナム・カンボジアの志士と密かに交わる／第5章　遠いインドをともに目指す／終章　歴史の一部になって 昭和十三年、東京西郊に、ある“私塾”がつくられた。思想家・大川周明を所長とする東亜経済調査局附属研究所。外務省、陸軍、満鉄が出資し、日本の南方進出に貢献する人材を育てることが目的とされた。二年間の修学の後、卒業生は東南アジア各地に渡り、戦争の裏面や独立運動の進展に関わることになる。卒業生への聞き取りと資料をもとに“知られざる教育機関”の実態を明らかにする。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 その他